概要：
世界を代表する先端企業「Google」と「Apple」。一部重複するものの得意とする分野が大幅に異なる両者には、オープンソースを製品／サービスに生かすというよりも、その主軸に据えて活用している節がある。今回のミニセミナーでは、両者のオープンソースへの取り組みを通じ、背景にある経営戦略を探る。
1. 企業の経営戦略とオープンソース
企業がオープンソースに取り組むケースとしては、コンシューマ機器メーカーがLinuxや*BSDを組み込み用途に採用する、サーバを得意とする企業がApacheやSambaを支援する、といった事例が挙げられる。その分類と事例を紹介する。
2. Appleのオープンソース活用事例
Mac OS XはBSDの系譜に連なるUNIXのひとつで、前身のNeXTSTEP/OPENSTEP時代からオープンソースとは深い縁がある。しかし、GNUプロジェクトに資金支援するなどパトロン的存在に過ぎなかったNeXT時代に比べ、現在はWebKitを推進するなど、オープンソースをプラットフォーム戦略に活用している。WebKitを例に、Appleのオープンソースへの取り組みを解説する。
3. Googleのオープンソース活用事例
Googleが次々と繰り出す斬新なWebサービス／アプリケーションは、その多くがオープンソースソフトウェアだ。Googleの主要な収益源である広告と絡めながら、どのような方法でオープンソースを経営に生かしているかを解説する。
講演資料：
http://bit.ly/97C5ba
講演録画：
講演の録画はUstreamに保存したものの消失しました。講演後の質疑応答の様子のみご覧いただけます。
講師：
海上忍 氏（IT ジャーナリスト）
ITジャーナリスト・コラムニスト。「Mac OS Xターミナルコマンド」や「デジタル家電のしくみとポイント」（技術評論社刊）など著書は30冊以上。現在はWebを中心に活動を展開、朝日インタラクティブが運営するZDNet Japan/builderとSoftware Re:Source、ITmediaやASCII.jpなどに寄稿を続けている。2月からbuilderにて連載「電子書籍をEPUBで作る」を開始、是非アクセスを。
開催日時：
2010年3月11日（木）16:30-19:00
16:15 - 16:30 受付
16:30 - 18:00 セミナー
18:00 - 18:45 Ｑ＆Ａとフリーディスカッション（軽食付）
開催場所：
喫茶室ルノアール巣鴨駅前店 会議室-2
主催：
特定非営利活動法人オープンソースソフトウェア協会
募集人員：
15名
参加費用（軽食付）：
賛助会員、正会員 500円
一般会員、協賛団体会員 1,000円
上記以外のゲスト参加 1,500円
（当日、受付時に参加費をお支払い下さい。領収書を発行致します）
お申し込み・お問い合わせ：
下記参加お申込書を参考に、Mail または Fax にてお申し込み下さい。
Mail : adm@ossaj.org, FAX : 03-5940-4582
その他：
会場・食事の手配の都合上、セミナーへ参加お申込された後の取消しはできませんのでご注意下さい。なお参加できない場合は、代理の方にご出席頂きますようご手配の程お願い致します。
= = = = = = = = = = OSSAJミニセミナー参加申込 = = = = = = = = = =
【Subject】ミニセミナー
【氏名】
【所属（会社名） 】
【参加資格種別】以下のいずれかを選択して下さい
（ 賛助会員／正会員／一般会員／協賛団体会員／ゲスト）
以上