ODF(オープンドキュメント)情報社会に向けて〜OpenOffice.org情報交換会
開催日:2007年3月22日
開催場所:東京工科大学 片柳研究室棟 KE302教室(3階)
開催概要はこちらをご覧ください。
OSSAJ の協賛による講演
- ODF推進の意味とOSSAJにおける推進の方法
講師:OSSAJ理事 山田博英氏
概要:OpenOffice はオープンソースのソフトウェアで、無料というアドバンテージがあるだけでなく、OASIS の策定する Open Document Format という公開された標準仕様にコミットしている製品です。また、マイクロソフト・オフィスとの互換性も考慮されているのですが、その普及状況は「いまいち」の感があります。われわれ自身や、われわれの組織の持つ保守性がそうさせているということなのでしょうか。
今世界は大変革の過程にあります。それは今までの価値観では考えられなかったことがいたるところで起こっているのを見ればわかるはずです。オープンオフィスの話にしても、何故そのようなものが無料で世界的に提供されるのでしょうか。
それは決してオープンオフィスに関係する人たちが「良い」人たちだからだ、というような道徳的な話なのではありません。世界がそういうことを必要にするように動き出しているということです。そのようなメカニズムとは何でしょうか。
その辺のことにふれながらオープンオフィス推進の重要性をお話できたらと思います。
資料:ODF推進の意味とOSSAJにおける推進の方法(PDF版)